ワールドカップSSBA(スロープスタイル・ビッグエア)の第2戦が、スイス東部アルプス地方のグラウビュンデン州クールで開催されました。クールは街中でワールドカップが行われる特別な会場です。
このナイトイベントは非常に盛り上がり、ハイライトはYouTubeでも視聴可能です。世界中からトップ選手が集まるこの大会で、チームメンバーの深田茉莉選手が、スイッチバック1260のジャパングラブ(メインスタンスとは逆方向での回転、反時計回り、3回転半)を出し、高得点で見事優勝しました。
深田選手は、カッパーでのデビュー戦で優勝して以来、ほとんどの大会で決勝に進出するものの、なかなか優勝には届いていませんでした。しかし、専属コーチである佐藤コーチと積み重ねてきたハードな練習がついに実を結びました。
3本目はウィニングランとなり、スイス国旗を掲げながらのジャンプで観客を魅了しました。後に聞いたところによると、この演出はスイスでの開催に対する敬意を表すため、佐藤コーチが提案したものだったそうです。
「スポーツが世界をつなぐ」という思いが込められた素敵な演出です。
深田選手の優勝は、応援してくださる方々だけでなく、チームメンバーにも良い刺激となりました。今後の活躍も楽しみです。
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